ランニングでキャリブレーション

今回は、ランニングでキャリブレーションを実践したレポートです。

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皇居ランコースを使って、キャリブレーションをしました。さて今回登場のM君は、定期的にランニングをしているわけではありませんが、週末はフットサルに汗を流し、年間数回程度、ハーフマラソンのイベントに参加しているそうです。運動をすることにある程度体は慣れているようです。GoMoreを使ってのランニングは初めてということで、まずはキャリブレーションにチャレンジしてもらいました。特別な説明はせずに、前日にGoMoreを渡して、自分でセッティングすることと、Webサイトを見ておくように伝えておいたのみです。

スタート地点では、自分のペースで15分以上を走ることを最大の目標として、最後はできるだけ全力を振り絞って終わるようにと、伝えました。

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GoMoreが接続されると、心拍数が表示されます。スタートをクリックし、4つのモードからランニング(キャリブ)を選択します。さあ、スタートです!

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後は15分を走り続けることにひたすら専念します。皇居は1周約5キロありますので、走りきれば通常は20分以上はかかります。キャリブレーションには持ってこいのシチュエーションです。ただ、当日は朝6時過ぎというのに、かなり気温が上がっていたため、結構つらいランになりそうな。。。。

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竹橋からスタートし、半蔵門までの登り坂もなんなくこなし、桜田門あたりでも相当のペースで飛ばしてます。オールアウトになるまで走るのがより正確なキャリブレーションにつながるのですが、定期的にランニングしていない場合はあまり追い込むと危険が伴うこともあるので、1周しなくても無理せず止めるように指示を出します。ちょうどこのあたりで、仮のスタミナ値ゼロになり、胸に付けたGoMoreが振動しました。すでに15分は走っています。かなりつらいようでしたが、ラストスパートして終了。IMG_1015

IMG_1017 2アプリのキャリブレーションを終了をして、アプリが聞いてくる3つの質問に答えます。無事にキャリブレーションが成功しました。データを見ると、思ったより追い込んでいることがわかります。ペースも速く、M君の感覚では、相当疲労したとのことで、今回のワークアウトにより、正確な値が測れたと思われます。

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パワーメータ(PowerTap)を使ったトレーニング2

今回も赤坂にあるGSAstutoさんで、GoMoreを使ったトレーニング編です。前回は、一定のペースで効率的にスタミナを使い切ることを目標に行いましたが、今回はインターバル的な要素を入れた、よりハードなトレーニングとなります。

GoMoreとPowerTapの二つの胸バンドをして、トレーニング開始。今回は、私のFTP値を180Wと設定して、そのパーセンテージを見ながら負荷を上下します。10分程度の高負荷を3回繰り返し、その間に低負荷のインターバルを入れます。パワートレーニングが優先されるため、負荷(ワット数)が高くなり、GoMoreの無酸素エネルギーが急激に減っても、その負荷を続けます。ただし、スタミナが100パーセント消費した段階で一旦負荷を落とすことにしました。

高負荷トレーニング時における最大領域に近い心拍数でも、その値が一定であれば、それほど問題では無いのことで、GoMoreの心拍を見ながら、高負荷に耐えます。この時、GoMoreの心拍計の正確さがモノを言います。他のデバイスでは、心電図の波形を見ているわけでは無いので、突然心拍数が上がったり下がったりしますが、GoMoreではほとんどそのようなことが起きません。ですので、安心して追い込むことができます。実際、GoMoreでの最大心拍数は、安定した数字が出てました。IMG_0992 IMG_0993

2回目の高負荷部分途中で、残念ながら100パーセントのスタミナを使ってしまったので、一旦ペースダウンして回復を待ちました。この時、個人的な感覚では、結構きてる状態で続けられる気がしませんでしたが、心拍を落としすぎないレベルでペダルを回し続けます。約10分弱でスタミナが40パーセント弱まで回復したので、再度高負荷のトレーニングに入りました。結果のグラフが以下となっています。

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最大心拍を185まで上げましたが、実はここまで上げると、翌日以降に心臓にダメージが残るのですが(若い時はそんなことなかったんだけどな〜)、今回はまったくありませんでした。

なお、このトレーニングは、すべての機能を向上させることができるそうです。つらいですが、効果は抜群な感じでした。ただ、一人では、ここまで追い込むことは出来ないと思います。絶対気持ちが折れます。また危険です。ライセンスを持ったトレーナーにトレーニングメニューを考えてもらい、ずんずん追い込んでもらいましょう。GSAstutoのTimさん、Jamesさん、Thanksです!

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トレーニング中の細かいデータです。メールにて送られてきます。

 

 

パワーメータ(PowerTap)を使ったトレーニング1

赤坂にあるGSAstutoさんで、GoMoreを使ったトレーニングをしてきました。USのコーチングのライセンスを持つ、Timさんのインストラクションを受けながら、自転車のローラー台を使ったパワートレーニングを行いました。

PowerTapを使ったパワートレーニングに、GoMoreのスタミナトレーニングを組み合わたものになります。私の身長、体重などのデータから100Wから120W程度を目安にして、GoMoreの無酸素エネルギーの消費ペースと心拍を見ながら、強度を調整しスタミナゼロを目指すことにしました。今回は、どちらかというと、私の運動レベルを測るためのキャリブレーションに近い意味合いとなりました。なお、私のトレーニングの目的は、適切なカロリー消費と健康維持とスポーツを楽しむことです。(←これ、大事です。レースでポディウムに立つとか、TTのタイムを上げるとかだと、トレーニングのメニューが変わってきます)

ポイントとしては、

  • 一定の出力を保つ(これがなかなか難しい)
  • 無酸素エネルギーの消費ペースと心拍数の上昇をチェックする(私の場合は、だいたい147ぐらいの心拍数を超えると無酸素運動領域に入ることが、これまでのGoMoreを使ったトレーニングでわかっている)
  • スタミナゼロになるまで、がんばる(スタミナゼロになりましたが、もう少しプッシュできる気がしました。今回はキャリブレーションの意味合いが違うためやりませんでした)

結果として、綺麗なスタミナ消費曲線を描くことが出来ました。効率的にエネルギーを発生させる(パフォーマンスがベストに近い)状態のトレーニングでした。この結果、翌日以降に疲れやダメージが残るということはありませんでした。

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Gomoreの画面。放物線を描くようにスタミナ落ちるのが理想です。

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最大カロリーを700Kしか消費できない。増やす必要あり。

 

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パワータップの画面。

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