一般レベルのランナーの基本的なトレーニング

トレーニングを考える時のポイントは、強度、時間、繰り返しの頻度と1週間当たりのボリューム(総運動量)です。更に、食生活も非常に重要なトレーニングの一つと考えた方が良いです。(あまり神経質になりすぎない方が良いですね)

ここで、トレーニングメニューを作る時に重要なポイントは、何を目的とするのかということです。この目標を設定するというのが、一般ランナーには難しいのでは無いでしょうか。単に楽しく気持ちよく走って、健康が維持できれば良いという人は多いでしょう。

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その場合、基本的なトレーニングとして、スロージョグと乳酸閾値レベル走をお勧めします。スロージョグについては、最大心拍の80パーセント以下のレベルでとにかく楽に走れることを意識します。GoMore的には、無酸素エネルギー消費をほとんどゼロにして走るレベルです。効果を上げるには、ある程度のボリューム(時間)が必要ですが、これもあまり意識せずできる時間でなるべく多くの時間を費やしてください。有酸素エネルギーは少しずつ減っていきます。心拍を上げたり追い込んだりする必要はありません。

乳酸閾値レベル走は、少しきつい感じがする走り方ですが、乳酸閾値を超えたあたりから、アドレナリンが出始めいわゆるランナーズハイの状態になりやすくなります。すなわち、走っていて気持ちが良いというゾーンでもあります。幸せホルモンと言われる脳内伝達物質のセロトニンも出ますので、メンタル的にも効果があります。GoMore的には、無酸素エネルギーが少しずつ減っていく強度になります。競技志向のランナーにとっても、最も多く時間をかける強度だと思われますが、競技を意識しない一般ランナーは自分のレベルによって週一回でも取り入れてみると良いかと思われます。

たった二つのトレーニングメニューですが、モチベーションにもフィジカルの面でも大変大きな効果が期待できます。一つ重要なことは、3ヶ月ぐらい同じメニューでやってみて、効果を見て違ったメニューを考えることです。

ちなみに、これらのトレーニングをすることによって、遅筋線維のミトコンドリアを増加させ、様々な組織を活性化し、脂肪をより効果的に消費できるようになります。

一般的には、7対2対1の割合で、スロー、LTレベル、より強いレベルのトレーニングの時間を割り当てると効果的と言われています。(強いレベルのトレーニングについては別のページにて説明します)

 

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