ランニングのトレーニングの強度

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トレーニングの強度の分け方は幾つかありますが、ここでは、ジャックダニエルズ氏が提案した方法を紹介します。GoMoreを使った場合での各強度の実現方法も記述しました。あくまでも目安ですので、神経質にならないことがコツです。特に心拍数は、様々な要因のため範囲内に収めることは難しいかもしれません。なお、トレーニングのボリュームは、E : T : I or R が 7:2:1が目安となるでしょう。

E:イージー

目的:細胞レベルの適応を促し心血管系を発達させる

強度(最大心拍率):65%〜79%

GoMoreでの指標:無酸素エネルギーが減らないまま走り続ける

M:マラソン

強度(最大心拍率):80〜90%

目的:マラソンのレースコンディションを経験する。イージーペースの代案。

GoMoreでの指標:無酸素エネルギーが少しずつ減る。スタミナが1時間以上30パーセント以上を維持できる。

T:閾値

強度(最大心拍率):88〜92%

目的:持久力を向上させる

GoMoreでの指標:無酸素エネルギーが減り続ける。スタミナが1時間で0になるレベル。

I:インターバル

強度(最大心拍率):95〜100%

目的:有酸素パワー(VO2Max)を刺激する、有酸素性機構にレースペースの刺激を与える

GoMoreでの指標:無酸素エネルギーが急激に減る。

R:レペティション

強度(最大心拍率):1マイルのレースペース、コントロールした早いペース

目的:スピードのランニングの経済性を向上させる

GoMoreでの指標:無酸素エネルギーが急激に減る。


 

参考文献 ジャックダニエルズ. ダニエルズのランニング・フォーミュラ. ベースボール・マガジン社. 2015

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