乳酸性閾値(LT)とは何か?

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改めまして、乳酸閾値(LT)とは何かを簡単にご説明したいと思います。

運動の強度を上げていく時、血中乳酸濃度が劇的に上がり始めるポイントのことを乳酸閾値と言います。この時、呼吸が激しくなるような生理学的変化が起こり、エネルギーを大きく消費し始めます。一般的には、約1時間の運動を持続できるペースと言われています。血中乳酸濃度は、人それぞれその時の状態により変化するため絶対値は重要ではありません(ただし、4m/molをOBLA:血中乳酸蓄積開始点として便宜上、乳酸閾値とする場合もあるようです)。

運動の強度を計る方法として、酸素摂取量、心拍数、血中乳酸濃度が一般的ですが、その中でも、乳酸性閾値は選手のパフォーマンスを予測できるものとして、最大酸素摂取量(VO2Max)よりもはるかに優れているという研究結果が出ています。また、乳酸性閾値は、VO2Maxよりもトレーニングによって変化しやすいため練習の成果を判断するための指標として最も適していると言えるでしょう。

トレーニングの成果を知りたい人は、タイムを見るだけでなく、乳酸閾値を定期的に計ることをお勧めします。なお、GoMoreを使った乳酸閾値の測定方法の実例は、次回のブログにてご紹介する予定です。

 

 

Bluetoothペアリングについて

GoMoreスタミナセンサーはBluetooth 4.0に対応しているため、Bluetooth 3.0などのような古いバージョンのBluetoothと違い、ペアリングはアプリ上で行います。

Bluetoothをオンにする

iPhoneの『設定 > Bluetooth』やAndroidの『設定』では、Bluetoothがオンになっているかのみを確認します。

Check_Bluetooth_iOSCheck_Bluetooth_Android

 

iPhoneの『設定』やAndroidの『設定』ではペアリングを実施しない!

【注意】

特に、iPhoneの『設定』でペアリングしてしまった場合は、GoMoreアプリ上でGoMoreスタミナセンサーとのペアリングができなくなってしまいます。

NoUSe_SettingScreen_iOSNoUSe_SettingScreen_Android

 

iPhoneの『設定』やAndroidの『設定』でペアリングしてしまった場合は、解除します。

ペアリングしてしまった場合は、次の画像にあるとおりペアリングの解除を実施してください。

CancelPairing

CancelPairing

BluetoothペアリングはGoMoreアプリ上で実施する

2015-08-29 12.34.382015-08-29 12.34.46

2015-08-29 21.11.432015-08-29 21.11.48

ファームウェアアップデート

GoMoreスタミナセンサーのファームウェアアップデートは次のとおり行います。

ホーム > メニュー(アプリ左上の三本線マーク)> センサー > ファームウェアアップデート

 

【注意点】

  • GoMoreスタミナセンサーとBluetooth接続している必要はありますが、胸ベルトを使って胸に装着する必要はありません。
  • ファームウェアのアップデートを実行するときは、GoMoreスタミナセンサーのバッテリー残量が80%以上のときのみ可能です。アップデートの際は、十分なバッテリー残量のときに実行してください。

VersionScreen_Update

 

 

 

スマホとGoMoreスタミナセンサーとの距離

GoMoreスタミナセンサーはBluetooth 4.0 Low Energy (BLE) Class2 をサポートしています。

スマートフォンとGoMoreスタミナセンサーとのBluetooth通信可能距離はClass2規格上10mとなっています。また、GoMoreスタミナセンサーは常にスマートフォンとBluetooth接続してご使用いただく仕様となっています。

Distance

ネット経由でアップデートできないファームウェア

次のGoMoreスタミナセンサーをお持ちの方は、弊社(info@gomore.jp)までご連絡ください。最新のGoMoreスタミナセンサー(本体のみ)と無償で交換いたします。

  • ファームウェアバージョンが古い

 

ファームウエアバージョンの確認方法:

GoMoreアプリのメニューから「センサー」を選択し『ファームウェアバージョン』を表示します。

ホーム > メニュー(アプリ左上の三本線マーク)> センサー

cantupdate

ファームウェアバージョン 2015012801040202

バージョン表記は、日付の2015から始まる16桁の数字です。この数字は、リリースした日付、ファームウェアのビルド番号やその他のバージョンがつながったものです。

ここで、最後から3桁目の数字が上記のように『2』のGoMoreスタミナセンサーをお使いの方は、ネット経由でのファームウェアバージョンアップができません。お手数ですが、弊社(info@gomore.jp)までご連絡いただき、最新のGoMoreスタミナセンサー(本体のみ)に交換してください。

防水について

GoMoreスタミナセンサーは、国際規格IEC60529で定められたIPX6(耐水形)に対応しています。継続的に水没して利用するものではなく、あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がないレベルの基準を満たしています。

トレーニング中の汗や、汚れを落とすために水道水で洗う程度の防水能力はありますが、水泳などで水中に没して使用することはできません。

耐久充電回数について

スタミナセンサーに搭載されているリチウムイオン電池の耐久充電回数(サイクル寿命)は300回です。これは、充電率0から100までの充電回数を意味しています。バッテリーの充電に必要な時間は、一回あたり90分です。なお、一回の充電で最長24時間のトレーニングが可能です。